薬剤師の仕事は、患者さんの気持ちを汲むことも大切です

薬剤師さんとしての心得と資格を生かした就転職のポイント

患者さんの気持ちを理解し、配慮できる薬剤師を目指そう

もうすぐ薬剤師の人口が飽和状態になると言われています。 そのためには、そんな中でも生き残れるような薬剤師を目指していかなければならないというわけです。

医療業界で働いている人にとっては、診断することや治療することは日常的なことではありますが、患者さんにとっては非日常的なことなのです。

医療者にとって、患者さんの存在は特別なものではありません。 仕事をしていく上では常に接していかなければならないからです。 しかし、患者さんにとっては自分は自分であり、特別な存在であるということなのです。

このように医療者にとっては当たり前なことでも、患者さん1人1人みんな考え方や生き方は違いますので、みんなに同じ接し方をするのではなく、患者さんそれぞれで違った対応をすることが望ましいのです。

一番は患者さんの立場に立つことですが、薬剤師も含め、医療業界の人たちがそのように考えることはどうしても難しいのです。

しかし、患者さんと同じ立場に立つことは無理でも、患者さんを理解することはだれでも出来ると思います。 患者さんのことを知って、相手が置かれている状況を理解して気持ちを察するという努力は誰でもできます。

それを理解した上で、患者さんに自分から進んで声をかけることができる薬剤師がこれから先重要となってくるのです。

なぜこのように患者さんの気持ちを理解できる薬剤師が重要になってくるのかというと、ここ20年間で患者さんの治療に対する意識が著しく変わったからなのです。

90年代では医療は全て医師などにお任せし、患者さん自身は受け身の姿勢でしたが、インフォームドコンセントが浸透してからは、患者さんは自分の権利意識を強く持つようになったのです。

また、近年景気があまり良い状況ではありません。 なのに長期的に薬を飲み続けなくてはいけない患者さんが増えてきており、出費がかさみ家計が苦しくなってしまった患者さんもいます。

そのような患者さんにはジェネリック医薬品を勧めるなど、病気だけでなく患者さんの自己負担金を軽減するための配慮が必要だと言えます。

医師や看護師だけでなく、薬剤師もこのように患者さんの気持ちを理解していけるように努力をしていかなければならないのです。